そこに山がないから

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燕岳 単独行

冬の燕岳は、年末年始、山荘が営業してるため登山客が多いようだ。
1月の中旬から入山はいっきに減るのではないでしょうか?
トレースもなくラッセルは不可欠となるだろう・・・





1月27日


P1260049.jpg


宮城ゲートから中房温泉を起点に、宮城から12Kとした距離表示が所々に表示されており目安になる。
前回の鳥海山に比べれば、とても歩きやすく、およそ3時間半で中房温泉に到着した。
気になったのが、足跡が獣の足跡のみ。
ここで体力勝負と覚悟を決める。


予想は的中し、ドカ雪でも降ったかのようで、登山道は、道なのかな?レベル。
気にせず歩き出し、しょっぱな落とし穴にはまりずっこける。

途中、凍ってる箇所があり無理やり登ろうとしたが、大人しくアイゼンを装着した。
ジグザグの急登を深く埋まりながら登ったが、やはりこれでは体力の消耗が激しいのでアイゼンを付けたままワカンを装着。
とても便利である。





第一ベンチ

P1260058.jpg

水場があるがスルー






第二ベンチ

P1260068.jpg


やはり上にいけば行くほど積雪量が増す。


第三ベンチ

P1260073.jpg







第四ベンチ


というのは、元々ない。




初日は合戦小屋でテント泊の予定だったが、一人でのラッセルはかなり厳しく、時間は16時をまわっており第三ベンチ、合戦小屋の中間付近の樹林帯で幕営することにした。

雪も深々と降っており、星一つ見えない夜の樹林帯の中、一日の終わりを過ごした。
やはり予想以上に時間がかかって、先が思いやられる。

雪の感触を楽しんで撤退なんてごめんだ。
疲労回復のためにこ二日分の飯を食べた。
お決まりだがアルコール類も程ほどに。

冬山は、やはり食料は余分に持ってきたほうがいい。

静かな夜、獣の足音など聞いて眠りについた。



















12月28日


DSC_0008.jpg


どうやら天気に恵まれたようだ。
日の出が見えるようテント場を選んだのも正解で清々しい朝を迎えることができた。



P1270080.jpg




P1270081.jpg


この先は完璧に登山道はない。
だがところどころに、山岳会か燕山荘のスタッフの方々が設置してくれた赤紐が木に結ばれてるので見逃すことなく合戦小屋に向かう。

P1270090.jpg


下山時、遭難にあわないため、後ろを振り返り地形、木などその場の風景を眼に焼きつけ上を目指す。
心配性なもんで



何時間経過しただろう・・・合戦小屋到着。


P1270091.jpg


好奇心が騒ぎ屋根の上に上がろうと思ったが、無駄な体力は消費したくないため先を急ぐ。


P1270092.jpg


もう一つの小屋は完璧埋まってるようだ。

ここから先は、いよいよ森林限界の合戦の頭。



P1270094.jpg




P1270099.jpg




ダケカンバ帯の広い斜面を抜け、振り向くと自分が残した一本のラインができている。
明日まで残っててほしいものだ・・・

森林限界を抜け、合戦沢ノ頭に出ると槍ヶ岳、大天井岳、燕岳が見渡せる素晴らしい展望台だ。
一人でここまでこれたただけで大満足だった。

ここからは吹きさらしの稜線で雪のつむじ風などが雪煙を舞い上げる。

竜巻とかなんないよね・・・


P1270105.jpg

P1270111.jpg


ところどころ道が固まってます。
30kgを超えるザックをしょって散々埋まってきたので少しは救われた。

何度、心が折れそうになったかわからない。
登ったことにして下山し温泉でも入ればいーじゃねーか
写真なんかどっかのサイトからとっちまえ
そもそも苦労して登った先、価値のある風景は見れるのかよ

なんて考えたりもした。

でも、不思議と前に進んじゃうんだよね。


P1270109.jpg


ついに来るとこまで来てしまった。
自分に頑張れと言い聞かせる。


P1270113.jpg


ここは夏道・・・
北東斜面をトラバースするがご覧のとおり無理のようだ。

あとは燕山荘直下の急斜面を直登すれば目的地だ!

それにしても北アルプスの風景はやはり別格で迫力あるし美しすぎる白銀の世界だ。



P1270108.jpg


お腹がすいてる俺には生クリームに見えてきた。




ここからはついに待ち望んでいた風景が待っている。

ぜ~は~言いながら一人黙々と、上を目指した。














































CA3F0158.jpg



つづく




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テーマ:山の風景 - ジャンル:写真

  1. 2011/02/01(火) 02:13:06|
  2. mountain
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<燕岳 単独行 part2 | ホーム | 八ヶ岳 地蔵尾根からの光>>

コメント

これはもう何と言うあれでしょうか・・・。
山岳アルピニスト化してません?

年末年始でできた深い轍も跡形も無く。
本当に神に会うにはこのような場所を行けばいいという事、ここへ見に来るといつもいつも感じます。

そして日夜厳しいイメージトレーニングを自分に課している日々でございます。
  1. 2011/02/04(金) 21:01:42 |
  2. URL |
  3. Sedna #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

今回頑張れたのは、Sednaさん、あなたのお陰です。
心温まる燕山荘の記事・・・
いや~、どうしても今の燕岳を見せたかったです。
俺なんかのブログ見てくれてありがとうございます!

ところでインフルですか?
お大事に(^^;
  1. 2011/02/04(金) 23:07:36 |
  2. URL |
  3. shin #-
  4. [ 編集 ]

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